色彩生涯教育協会CLEインストラクター
横浜保土ヶ谷区 相鉄線星川/和田町カラーサロン
コーラルブーケカラー&デコ 市村 知絵です。
昨日は、まる一日、色彩検定1級2次合格対策講座
でした。
私の生徒さんたち以外も、もちろん
焦っているころだと思います。
生徒さんたちが、この時期になると
「慣用色名が入もあるんですが
ってこない~」
「慣用色名が全然覚えられないんです~!」
なんて、毎年聞いているセリフです。
もちろんPCCSとJISの慣用色名の近似色を
覚える必要もあるんですが
ピッタリ同じというわけではないんです。
だからタイトルの通り
ばっちりパズルのようにはあてはまらないんです。
どちらかというと系統色名やマンセル値と
テキストと実際の色、そして由来を覚えておいて
欲しいんです。
なぜかわかりませんが
緑と青の慣用色名が出題されること
とても多いんですよね。
緑だと萌黄とか
オリーブグリーンとか
ボトルグリーンとか
リーフグリーンとか
アップルグリーンとか
ミントグリーンとか
青だと
ターコイズブルー
ウルトラマリンブルー
ラピスラズリ
モーニングスターブルー
などなど。
もちろん、赤や黄色もでますが、
青と緑が圧倒的に多いです。
話は若干それますが
今日は、回転ずしで「萌黄」という日本のワインを
見つけました。こんなワインがあるんですね~。
皆さんは知ってましたか?
飲んでいませんが、
お寿司とあうという萌黄というこのワイン
次回は飲んでみたいです。
でも、この萌黄。
ボトルだけが黄緑っぽくて、実際は普通の白ワインですね
萌黄ってマンセル値でいうと
4GY6.5/9
なので黄緑で中明度で高彩度っていうことが分かると思います。
パソコンで見ると少し暗めなのですが、スマホだと明るく鮮やかに見えます。
系統色名でいうと強い黄緑。V10を選ぶように出題されることもあると思いますが
問題によってはb10だったりdp10を選ぶようなときもあると思うんです。
リーフグリーンも強い黄緑なので
d10含むこんな感じだと思っていいと思います。
出題者がどういう意図で出題しているか、意図まで探らなくてはいけなくなるのですが、
ばっちり近似色を選べないということなんです。
鴇色をp24+かlt24+かと思うかと思いきやp2+から選ぶことがあったり
ウルトラマリンブルーだってv19じゃん?って思ってたら
dp20から選ばなきゃいけなかったり
(ウルトラマリンブルーの系統色名は濃い紫みの青なので
7.5PB3.5/11なので全然dp20でもありなのですが)
PCCSの近似色で覚えているときつくなる時もあります。
だから、系統色名やマンセル値を気に掛けること。
実際の色をテキストで覚えて、
思ったより、明るいな、暗いな、くすんでいるな
っていう感覚も覚えていて保身です。
例えば萌黄は強い黄緑だとしたら鶸色や
シャトルーズグリーンはもうちょい明るい黄緑だな~とか
グラスグリーンは(5GY5/5)でd10ぐらいだから
暗めだなとか、くすんでるなとか
鶯色はさらにくすんでいるなとかd10とかg10の間だなとか
感覚的に比較して覚えていてもいいんだと思います。
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