パーソナルカラーの2つの役割:アメリカの色彩戦略と日本の自己発見の違い①

【パーソナルカラーの2つの役割:アメリカの色彩戦略と日本の自己発見の違い】

パーソナルカラーは国によって

活用方法が違います。

日本での役割がとても大事なので

色に興味がある方に読んでいただきたいです。

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パーソナルカラーは1960年代に

アメリカでシステム化され、

1980年代に日本に導入されました。

アメリカでは、何かに勝つためや競うために

パーソナルカラーが活用されました。

競争相手がいるという環境の中で、

政治家や起業家たちが自分を大きく

見せるために使われたのです。

アメリカでは、勝たないと

生き残れないという風潮の中で、

パーソナルカラーがそのニーズにマッチしていました。

日本ではどうでしょうか。

80年代はちょうどバブル時代で、

肩パットやソバージュ、

ショッキングピンクなどのファッションと共に、

アメリカのパーソナルカラーがその時代にマッチしました。

どう目立つか?

「バン!バン!バン!」

というアメリカから渡ってきたままの

パーソナルカラーが通用する

そんな80年代が

日本にはありました。

しかし、日本人の本来の気質はそうではありません。

バブルがはじけた後、日本人は謙虚で思いやりがあり、

個性が埋もれている傾向があります。

日本では、個性を強調しすぎると仲間外れになったり、

いじめられたりすることがあります。

そのため、個性を目立たせるのは美徳と

されていない場合が多いのです。

では個性がうもれるということは

どういうことかと申しますと

赤ちゃんとして

この世に産まれたときには

それぞれ個性を持って産まれてきます。

しかし日本人には

「同化欲求」が強くあります。

合わせている方が楽な場面が多いのです。

幼稚園に上がれば、

基本、同じ制服、同じ帽子、

同じバッグ、

同じサイズの既定の

サブバッグを持たせれ

横一線のこどもたちができあがります。

小学校にあがれば

また理由がなければ

当たり前のように

ランドセルを持って

小学校に通います。

もう少しおおきくなれば

中学生や高校生になると

校則はさらに厳しくなり、

スカートの長短やピアス禁止、

靴下の長さや靴まで指定があったり、

髪の毛の長さや染髪に関しても

かなり厳しい校則が

あるところが

ほとんどだと思います。

横一線を望まれ

個性を出すことは

悪いことのように

育てられてしまう

傾向にあります。

会社でもピアスだめ、指輪だめ、ネイル禁止など

それなりのルールがあったりします。

はみ出すと

先生や上司に叱られるんです。

人に合わせていたら

横一線だったら

叱られないんです。

叱られないんだけど

「個性」はうもれます。

思考、言動で外見や顔立ちは

作られてくるので

ただでさえもともと

黒髪で黄色い肌の日本人。

「個性」がうもれると

似たような雰囲気になり

思考や行動が似てくると顔つきも

似てくるので

量産型になってくるのです。

十人十色のはずなのに

「量産型」

日本には

こんな文化が背景が日本にあります。

本来個性がうもれたい人なんていないはずです。

では日本では

パーソナルカラーどう

使っていくのが

良いのか、パート2に

書いていきたいと思います。

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